寄宿舎の黒猫は夜をしらない読んだよって話
やっぱり漫画は一気に読むのが好きだし、物語の前後の伏線をちゃんと拾って答え合わせをしていくのが快感よね。
鯛野ニッケ先生の「寄宿舎の黒猫は夜をしらない」を読んだよという話をしたくて今こうして書いていますけど、このボリュームの物語の感想として私の語彙及び文章力が追いつかないという残念な事実と向き合いつつ私に出来る限りの感想文を綴る試みになる気がする。
Amazon等で見られる長文で的確でタメになるレビューを書ける人達を尊敬しています。
さて、今まさにコミックス読み終わったばっかりなんですけども「あーいいもん読んだなーー好き!!!」っていう衝動でこれを書き始めているのでとりあえず最高ポイントを羅列していく。
ユキがかっこよくて可愛くて最高
この物語の主人公であるユキ・ハセガワ氏。
綺麗で儚げで線が細い見た目に反して食いしん坊で割とバイオレンス。*1
決めるところはバシッと決めるカッコよさとのギャップもとても良いです。*2
あともっとメガネ姿を見せてくれてもいいのよ。
攻めであるジーン氏が割とヘタレでかわいい
顔がいいから許されているタイプの男。
鯛野先生の描く「顔がいいキャラ」本当に顔が良くて強い。
顔が良くて押せ押せかと思わせて、ユキの事好きすぎて容易に手が出せないのかわいい。
あと自制心がものすごい。君は偉い。
マリウスが最初から最後まで元気でかわいい
彼がいないとこの物語は成立しないと言っても過言ではないレベルの働きをしているのに、マリウスは真実を知ることは無いというのが彼らしくて可愛いです。カードは揃っていたのにね。
いわゆるBLの男たち、割と狭い世界でデキがちなイメージのせいでマリウスも先生に…!?とちょっとドキドキしましたが流石にそれは詰め込み過ぎですね。
謝ったら許してくれるマリウスくんが好きです。
アマルとパベルで1本できますよね!?
この漫画のすごいところは上下巻の中で2組のカップルが丁寧にハッピーエンドを迎えているところ。
物語のパーツとしては、吸血鬼の事件、ジーンとユキの恋愛、アマルとパベルの恋愛と盛り沢山なんだけど、ちゃんと完結してるの凄い。
普段ぶん投げて終わる話ばかり嗜んでいるから、ちゃんと完結してくれるとそれだけで嬉しい。
先生が好きで困る
鯛野先生が描く物憂げな男エロくていいですよね……。
私は先生という属性にすこぶる弱いので3倍エロく感じます。
吸血鬼サイドの男たちままならない事が多いけど、それを受け入れて解決方法を提示できるいい大人ですよね。*4
読み終わって本を閉じて星の鱗でキラキラしてるユキさんを食らって軽く死にました。イチャイチャしてる〜ハッピーエンド〜〜!!
ストーリーはもう息もつかせずって感じで上下巻の結構なボリュームだけど一気に読めちゃう。
気になることが多すぎるから続きが気になってしまうのよね。読ませるのがうまい。
あと割とチートみたいなアイテムがあるのに、それで安易に事が進まないからもどかしくてつづきー!!ってなるからやっぱり読ませるのがうまい。
とりあえず書きたいこと書いて満足。
おやすみなさい。